アルマイト+電着塗装が施されたアルミ製品を色替え等による再製品化するには、電着塗膜を剥離する事が必要です。また、コーナー材として使用するアルミ製品を溶接する際にも電着塗膜を剥離し、その後皮膜をエッチングする必要があります。
例えば、アルマイト処理された材料には下記のようなものがあります。
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■封孔処理
■染色アルマイト
電着塗膜が無い製品です。再製品化の際、塗膜の剥離は必要ありませんが、皮膜をエッチングする必要があります。
■アルマイト+電着塗装(クリア、ツヤ有・消)/白アルマイト(シルバー)
■アルマイト+電着塗装/(2次電解着色以外の)ホワイト・ブラック
■アルマイト+2次電解着色+電着塗装(クリア、ツヤ有・消)/カラー(ブラック・ブロンズ・ステンカラー等)
電着塗膜が有る製品です。再製品化の際、塗膜の剥離が必要になります。
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■の電着塗膜がある製品は剥離することで再製品化が可能です。
1.剥離→再アルマイトによる再製品化
2.剥離→エッチング→塗装による再製品化
3.剥離→エッチング→溶接→再アルマイトによる再製品化
4.剥離→エッチング→溶接→塗装による再製品化
等